89-92本目

クレイジー・ハート ★★★

三軒茶屋シネマで2本立て、ジェフ・ブリッジスが好きなので、気になっていたけど結局見逃していたアカデミー賞受賞作。
まあ予想通り概ね”レスラー”だった。しかしこちらのほうが健全すぎる部分があってレスラーほど感動はしない。不健全な映画のほうが好きだ。

アデル/ファラオと復活の秘薬 ★★☆

最後にリュック・ベッソンの映画を劇場で観たのはあの”アンジェラ”という糞映画だったなあ。ちょうどアレを観た日は新宿の歌舞伎町で、同じモノクロ映画の”グッドナイト&グッドラック”という傑作を観た後に、「こいつぁ現代のモノクロ映画も悪かぁないぞ」とか呟きながら前の劇場でやっていたそれを観て憤慨したっけなあ。
しかし”アデル”は悪くない出来だった。なによりヒロインが魅力的だった。

キートン短編集(キートンの警官騒動/キートンの鍛冶屋/キートンの空中結婚)

シネマヴェーラでサイレント2本立て。キリスト映画の”キング・オブ・キングス”とキートンの短篇。
キートンの映画では近くの席に座っていたお嬢さんがケタケタと声を上げて笑っていた、他の席の爺さんも笑っていた。