92-95本目 - ジャックの腸

カナザワ映画祭にも秘宝ナイト@したコメにも行けない俺はただただ脱力する日々

全てワンカットなのは努力は認めるけど、この映画だと足かせになっているのではなかろうか。
作り手としてはいつ爆弾が爆発するのかハラハラさせたいんだろうけど、さすがに長すぎるカットに観客も中盤にはダレはじめ、爆発したときもなんも思わなかった。
どーせなら最後の爆弾解体シーンだけ長回しを使えよ。ばーか

金城武が「アニキぃ！アニキぃ！」とか下っ端役がなかなか面白かった。それだけ。

要するにエスケープフロムLA、ご丁寧に主人公はアイパッチまでする。
期待していなかったぶん、残虐要素はふんだんにあって、劇場を出るときには程よく満たされていた。
案外良いのではなかろうか。

ふつうに面白かった。ベン・フォスター最近良い役やってるねえ。「3:10 to Yuma」のラッセル・クロウに憧れるゲイっぽい男も良かったけど、今回の吸血鬼に憧れる役*1もなかなか良かった。

*1:吸血鬼の仲間になりたくて生肉を食べようとしたりすんの。かわいい