蟻と茸

ピアノチューナー・オブ・アースクエイク ★★★★☆

イメージフォーラムは会社から近いのに最近行ってなかった。あまりに近くにいるせいで魅力に気付かない・・・みたいな。
ってことで観てきましたクエイ兄弟の新作。想像してたよりも純粋なラブストーリーで、シュヴァンクマイエルほどねちっこくも無く、とっつきやすい映画でした。けど一番好きなのは、複数出てくる装置の中でもはじめに出てきたシュヴァンクマイエルっぽい装置だった(舌と歯とか生肉な感じ)。
しかし、博士の頭に触覚を生やすのは直接的過ぎて蛇足(ネタバレ)。けど、なんにせよ素晴らしい映画。

もうすぐまたカレル・ゼマンのレトロスペクティブやんのな。「ほら男爵の冒険」とかまた観たいなあ。